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    「Vidu Game Show」受賞作の制作舞台裏 🎥✨

    「Vidu Game Show」受賞作の制作舞台裏 🎥✨

    こんにちは、AIアニメクリエイターとして活動するWAKA WAKKAです!
    今回はVidu Game Showを受賞した「アぺルピシア」の制作内容について解説いたします。

    (アぺルピシア本編はこちら
    →https://x.com/wakawakkachan/status/1944385234688262622)

    Xやnoteでは公開していないプロンプトや生成時のコツもご紹介しているので最後までご覧ください!

    AIアニメ制作ってどんな流れ?

    「そもそもAIアニメってどうやって作るの?」と疑問に思う方も多いと思います。
    ざっくりとした流れは以下の通り。

    ① ストーリーやシナリオ決定
    ② 絵作り(MIdjourney)
    ③ アニメ化(Vidu)
    ④ 編集(Premiere Pro)

    ものすごくざっくりですが、今回のベースはこちらに合わせて制作しています。
    ただし②③④は動画制作時の待ち時間があるため、前後することもありました。

    ① ストーリーやシナリオ決定

    今回は1人でやる限界を感じ、商業作家として活躍されている錬金王さんにストーリーやシナリオ・演出について相談し、アドバイスを頂きました。
    相談時は以下のようなやり取りを繰り返しています。

    WAKKA:あらすじやキャラ情報を共有した上で、コンテストのテーマである「ゲーム性をどこに落とし込むか?」を相談。
    錬金王:転生時の白い空間で視点をTPS視点にする。ループの力を授ける存在からの言葉をテキストにして分かりやすくする、システムボイスを導入しゲーム性を向上させるのはどうか?

    このような感じで何度かやりとりをして頂き、メインのストーリーやシナリオを決めていきます。

    以下はMidjourneyでキャラクターを作成時に使用したプロンプト。
    ▲full-body CG render of a 10-year-old girl with soft blonde bob-cut hair and side braids, wearing a wide pale pink ribbon tied around her hair in a soft bow, bright blue eyes, wearing a pastel pink dress with a delicate white cardigan, brown leather sandals, a kind and gentle expression, standing and facing forward. realistic clothing folds, soft lighting, cinematic rendering, volumetric light, fantasy RPG character design, white studio background,

    ② 絵作り(絵はMIdjourney)

    ①で決定したストーリー・シナリオに基づき、必要な絵を生成します。
    今回はViduのReference機能では再現の難しかった、冒頭部分の絵をMIdjourneyで作成しました。

    冒頭は物語を惹きつけるシーンなのでイメージにあった絵を作ることは非常に重要。
    ▲(Midjourneyプロンプト)a young blonde knight lying on his back on a war-torn battlefield, eyes half-open and lifeless, face bloodied and dirt-streaked, cinematic lighting, detailed armor cracked and soaked in dried blood, a longsword named KEN stabbed deeply into his chest, the hilt sticking out and slightly tilted, his right hand twitching weakly near the wound, blurred battlefield background, shallow depth of field, dust particles in the air, Final Fantasy-style, 3DCG anime look, unreal engine rendering, soft volumetric light, dramatic atmosphere, ultra-detailed, vertical composition

    なお、こちらの絵をより印象づけるためにも、本編では映像が綺麗+優れた動きを表現できるVidu Q1モデルを使用し動かしています。

    ▲( Vidu Q1モデルで使用したプロンプト)身体が1度びくりと動き、静かなときが訪れる。

    今回もっとも長尺動画になる予定でしたので、冒頭1-2分でも映像美やゲーム感が伝わるようFFのような雰囲気をイメージして作成しています。

    ③アニメ化(Vidu)

    キャラに一貫性をもたせるにはReference機能がぴったりでしたので、今回Reference機能をフル活用し動画を制作しています。

    ここでは冒頭シーンと、ティナ(主人公の妹)が登場するシーンの初期案と修正後についてお伝えしますね。

    冒頭シーン:敵の騎士が人狼に変身するシーン

    初期案ではVidu2.0やQ1を使い一気に変身するシーンを作成。

    Reference機能で使用した実際のプロンプトがこちら
    ▲The camera is positioned very low, close to the scorched ground. In the extreme foreground, the hilt of a bloodied knight's sword protrudes from a blurred mass—Leo18's chest, though his body is out of focus. The sword is tilted slightly, stained with dark blood and catching faint flickers of dusk light. In the middle distance, through a shimmering haze of smoke The camera is low and angled behind Leo18, whose blurred body lies collapsed in the foreground. A bloodied sword protrudes from his torso, slightly catching the dying light. The focus is shallow—Zarugu is barely visible, a shadowy figure just a few steps away. As the camera begins to shift focus toward the figure, the light flickers unnaturally. Smoke drifts by. Suddenly, a crack echoes—the sound of metal breaking. Zarugu’s gauntlet splits open as thick, black fur bursts through. The camera cuts closer. His shoulder armor groans and splinters, and glowing claws extend from his fingers. His helmet shakes. With a bone-crunching pop, it splits—revealing a wolfish snout and gleaming right eye marked with a deep scar. The armor doesn’t fall—it warps, fusing with his new form. The light shifts crimson as the beast fully takes shape.

    自分が求めるシーンは一気に変身する+変身した後のアップショットです。
    合計200回ほど生成し、その中でベストなものを使い冒頭人狼登場シーンのファーストテイクを作りました。

    こちらを錬金王さんに見ていただき、再度アドバイスや修正案を頂いたので修正しています。
    アドバイス頂いた内容の一部は以下の通り。

    • 最初に出てくる人狼はこのストーリーにおける重要なシーン
    • このストーリーの明確な敵だと理解させるために、ただ登場させるのではなく明確な意図をもって見せ方にはこだわりたい
    • 人間から人狼の変身シーンは特に時間をかけて見せるべき

    わたしが作成した初期シーンは変身するまで一瞬でしたので、自分の中のイメージを一新しアドバイスを参考に本編で採用した動画を作成しました。

    最初わずか5秒のシーンが21秒以上に延長。さまざまなショットを作り時間をかけて見せます。

    ▲3DCG anime style. Unreal Engine. Final Fantasy-style. A final, sharp growl echoes as KISI finishes turning into ZARUGU—a towering, humanoid werewolf with jagged black fur, glowing eyes, and tattered remnants of his knight armor clinging to his limbs. Camera slowly circles from behind, revealing his full transformed silhouette as he lifts his clawed hand, dripping with blood.

    ティナ(主人公の妹)が登場するシーン

    こちらは初期段階ではティナが主人公レオの背後から抱き着くシーンを、アップショットで作成予定でした。
    しかしなかなか希望する構図での動画ができず、
    「このワンシーンでもう半日使っている…」
    「この調子でいくとコンテスト締め切りに間に合わない…」
    「本当はもっとベストな構図が出るまでガチャしたいけど時間もクレジットも足りない…」
    との焦りが出てしまい、妥協した動画を共有しました。

    最初の動画では俯瞰した第3者視点のためティナの顔が見えています。レオの表情も見えており感動シーンなのに感情移入しにくい。

    そこでアドバイス頂いた内容の一部が以下の通りです。

    • 主人公であるレオが過去へとループし、妹であるティナとの再開シーンは視聴者の誰もが期待するシーン。もっと気合いを入れて表現したい
    • ティナをあっさりと登場させてしまうと、感動的なシーンが薄れてしまう
    • ティナの顔は見せないように視聴者を焦らし、盛り上げていきながら再開の抱擁へ繋げたい
    • 主人公が反応するべき言葉がない。「驚く」「疑問」「戸惑い」といった人間なら抱くべき感情の整理をしたい

    再開シーンはこの物語のキーとなる重要な部分でしたので、アドバイスを心に刻み動画を修正。

    下半身のみのショット。Reference機能では年齢が幼い+下半身というワードで弾かれて生成できなかった。そのためやり方を変えて作成。
    ▲3DCG anime style. Unreal Engine. Final Fantasy-style. ((0–5s) Extreme close-up of Tina’s waist and lower torso as she runs. Her light fabric skirt ripples with each step, almost filling the frame. One hand appears at the edge of the shot, clenched with determination. Dust kicks up under her feet. The camera stays low, tracking tightly without showing her face. pm15:00.

    このシーンでは、キャラクターシートの顔から下のショットを切り取って活用し、顔を見せない動画を工夫して作成しています。

    キャラクターとして登録されているものは使わず、図として登録して使用。

    この際、特に指示をしないとほぼ99%実写で生成されてしまうので、
    「3DCG」「FainalFantasystyle」「unrealengine」などを入れて生成するのがコツです。
    実際に入れ忘れた生成動画は実写化してしまい使えず、クレジットが無駄になりましたので注意しましょう。

    一方目の見えないアップショットはReference機能に自分のキャラクターとして登録したものをプロンプトの指示のみで出しています。
    ▲3DCG anime style. Unreal Engine. Final Fantasy-style. (0–5s) Extreme close-up of Tina’s mouth and lower cheek—filling the entire frame. Her lips part slightly as she softly whispers “おにいちゃん…”. The skin around her mouth trembles faintly. No eyes or nose are visible. A soft warm light highlights the edge of her lips and the curve of her chin. The background is blurred and indistinct, with no music—only the faint sound of her breath. 真横から映した画角。鼻から下のみ映る。 pm15:00.

    このように動画作成→チェック→修正を繰り返し全編を制作しました。

    ほかにも演出に関して、錬金王さんから

    • 本作に限らず、ほかのAIアニメでも見せ場なのに秒数が少なく視聴者に上手くインパクトを植え付けられておらずもったいないと感じる面が多い
    • 強調したいシーンは作り手が思っている以上に秒数を気持ち長くとってよい

    といったアドバイスも頂きました!

    ViduReference機能ならこういったアドバイスにもすぐ対応でき、プロンプトや参考画像の工夫次第で欲しい絵を出すことが可能です。
    動画を作成した後でもアドバイスから修正まですぐに対応できるのもViduの優れたところですね。

    ④編集(Premiere Pro)

    動画を作成した後は編集作業に入ります。
    今回は長尺のため、シーンごとに30秒、1分、2分程度ずつ生成→すぐに編集という流れで制作しました。

    こちらはPremire Proの編集画面で、オレンジ色が字幕。青紫色が動画。緑色がセリフや効果音になります。

    制作にかかった時間と費用

    今回の企画から完成までにかかったトータル期間は約10日です。
    費用的にはクレジット消費として約30,000クレジット使用しました。

    早い方はもっと早く制作したり、クレジットも抑えて制作したりできます。
    実際、自分の別作品は2,000クレジットから制作しているものもあります。

    今回はしっかりこだわって作りたい作品+時間も約7分とAI動画としては長い方ですので、あくまでもひとつの目安として見てみてくださいね。

    2Dアニメーションに限らず3DCGや実写でもViduのReference機能やQ1モデルを使えば、自分の思い描くあなただけの映像作品を創り出せるでしょう。
    Viduに出会ってわたしの人生が変わったように、この記事とViduがみなさんの人生や創作欲のきっかけになればうれしいです。

    🌟錬金王 | 小説家になろうで主に活躍する商業作家。累計300万部突破。代表作『転生して田舎でスローライフをおくりたい』(宝島社)、『魔物喰らいの冒険者』(アース・スターノベル/LINE)、『チェインクロニクル』(SEGA)。

    WAKA WAKKA
    By WAKA WAKKA
    AIアニメクリエイター。アニメ未経験からAIアニメ事業にJOIN。AIアニメーション創作しつつ、フリーランスの経験を活かし技術×マインドも発信中。(X|note:wakawakkachan)
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